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創生について

創生俳句会は、1988年吉村馬洗により創立されました。吉村馬洗逝去の後、同人代表制を取り入れ、野間しげる、安江利子、現代表山口美智へとバトンをつないでいます。

句と画 吉村馬洗
主宰・歴代代表
【主宰】 吉村馬洗
大正10年 現三次市に生まれる
昭和22年「もくせい俳句会」結成
昭和31年「さいかち俳句会」入会 松野自得に師事
昭和63年「創生」創立
平成21年4月17日逝去


遊びは
ルールがあるから
おもしろい!


馬洗の句
人日や創生といふ佳き書名
早口の船頭ことば燕来る
人の世と襖一枚ひひなの間
あるかなきものの軽さの種袋
爆心の雁木離れず花の屑
春潮にもまれ白砂となる遺骨
【初代代表】 野間しげる
2009年4月~2011年3月


俳句は
感動と季語と
リズム!


しげるの句
誰の手のグラスにもある春灯
衣更へて妻新しくなりにけり
セーターの少女モジリアーニの首
熱燗に来る口笛を吹くかたち
初雪を生命線にもらひけり
【二代代表】 安江利子
2011年4月~2013年3月


俳句に出会えて
幸せ。
今を大切に!


利子の句
さくらしべ降る降る人は日常へ
七変化もう後戻りできぬ紺
夫の手の高さに遣る釣しのぶ
利酒や脳あたらしくなる心地
積読といふ安らぎの冬ともし
【現 代 表】 山口美智
2013年4月~

作為のない
素直さとヒラメキが
大事!
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美智の句
草笛の子にのど仏らしきもの
花田植牛に祝儀の届きをり
点滴の一滴づつの新樹かな
浸水の家捨てきれず松手入
煤掃や夫の一服長すぎる
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