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平和記念公園吟行句会

 やっと秋の気配が濃くなった10月15日、平和記念公園吟行ならびに句会が開催されました。

雨が心配されましたが、吟行中も句会時も好天気に恵まれ、参加者はそれぞれ秋の日の有意義なひと時を過ごしました。

 吟行地 平和記念公園

 句会場 おりづるタワー10階 

 参加者 39名


1位から10位までの高得点句


異国語でつなぐ語り部園さやか  山根可寿志

秋の日や平和を学ぶ児らの列   吉岡而今

椎の実の青さ残れり学徒の碑   川手和枝

晩秋の鐘に十字を異邦人     米田由美子

鉄瓶が死亡証明もず猛る     山口美智

皺の手で祈る平和や秋深し    西 禮子

秋冷や慰霊碑に告ぐ平和賞    宮部真紀

行く秋や遺品の語り継ぐ戦禍   荒木洋子

慰霊碑に父の名ねむる秋思かな  新宅爽山

金木犀中一だけの慰霊の名    山本清司


詳細については創生誌「冬号」に掲載予定です。



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